Loading
 

コラム

令和6年3月分から変更となる協会けんぽの健康保険料率

 全国健康保険協会(協会けんぽ)の保険料率は、例年3月分(4月納付分)から改定されますが、令和6年度の料率が公表されました。

健康保険の料率

 健康保険の料率は、今後の収支見込み(保険料等の収入と保険給付費等の支出)を踏まえて都道府県毎に見直しが行われますが、令和6年度は次のとおり決定されました。

介護保険の料率

 介護保険の料率は、単年度で収支が均衡するよう全国一律で見直しが行われますが、令和6年度は1.82%から1.60%へ引き下げとなりました。
 
 給与に対する保険料は、会社によって控除する月が異なりますが(当月控除→3月支給給与・翌月控除→4月支給給与)、3月に賞与を支給する場合、その分から新しい保険料率で控除する必要がありますので、ご注意ください。

 健康保険組合や国民健康保険組合の場合、改定月は各組合によって異なりますが、毎年春に改定されることが多いので、各組合の情報をご確認ください。

改定後の保険料率一覧はこちらをクリック
協会けんぽ保険料額表のダウンロードはこちらをクリック

 

関連記事

  1. 在宅勤務者の雇用保険適用について
  2. 令和4年度 地域別最低賃金
    正式に決定
  3. 令和3年 年末調整改正のポイント
  4. 雇用調整助成金の特例措置
    来年3月まで延長・現在の助成内容…
  5. 障害者の法定雇用率が引き上げられました
  6. 「アルバイトの労働条件を確かめよう!」キャンペーンの実施
  7. 令和5年3月分から変更となる協会けんぽの健康保険料率
  8. 令和4年10月から変更となる雇用保険料率

プロフィール

社会保険労務士


大塚寿里
おおつかじゅり

 

企業をとりまく環境はめまぐるしく変わり、頻繁な法改正に加え、働く人の意識も変化しています。
私たち社会保険労務士は労務管理の専門家として、労使トラブルを未然に防ぐだけでなく、企業の成長と発展に貢献していきたいと考えています。

最近の記事

PAGE TOP