雇用保険の料率は、雇用保険の財政状況(保険料収入と失業給付等)により毎年見直しが行われます。
令和3年度は新型コロナウイルス感染症の経済への影響や労使の負担を踏まえ据え置きとなりましたが、失業者の増加により財政状況が極めて厳しい状況になっていることから、令和4年は引上げの方向で検討されています。
また、料率は例年4月から改定されていますが、令和4年は下記2段階で改定される予定です。
改正法案は、今後、通常国会に提出されることになりますので、改定時期及び改定後の料率の動向に注目していく必要があります。