Loading
 

コラム

令和4年度 雇用保険料率
10月より引上げの方向へ

 雇用保険の料率は、雇用保険の財政状況(保険料収入と失業給付等)により毎年見直しが行われます。
 令和3年度は新型コロナウイルス感染症の経済への影響や労使の負担を踏まえ据え置きとなりましたが、失業者の増加により財政状況が極めて厳しい状況になっていることから、令和4年は引上げの方向で検討されています。
 また、料率は例年4月から改定されていますが、令和4年は下記2段階で改定される予定です。

 改正法案は、今後、通常国会に提出されることになりますので、改定時期及び改定後の料率の動向に注目していく必要があります。

厚生労働省 参考資料「雇用保険部会報告」はこちらをクリック

 

関連記事

  1. 令和6年3月分から変更となる協会けんぽの健康保険料率
  2. 令和3年度 キャリアアップ助成金
  3. 雇用調整助成金の特例措置
    令和4年7月以降の内容公表
  4. 令和6年度 労働保険の年度更新について
  5. 健康保険の任意継続
    「保険料算定方法」と「資格喪失事由」改…
  6. 令和6年度は据え置きとなった雇用保険料率
  7. 36協定が押印不要に?
    新様式における注意点について
  8. 短時間労働者(パート・アルバイト等)への社会保険の適用拡大

プロフィール

社会保険労務士


大塚寿里
おおつかじゅり

 

企業をとりまく環境はめまぐるしく変わり、頻繁な法改正に加え、働く人の意識も変化しています。
私たち社会保険労務士は労務管理の専門家として、労使トラブルを未然に防ぐだけでなく、企業の成長と発展に貢献していきたいと考えています。

最近の記事

PAGE TOP